イヌタデ(犬蓼)

1年草
日本全土の道ばたや畑、荒れ地などにごくふつうに生える。高さ20〜50cm。茎はふつう赤みを帯び、下部は地をはう。葉は互生し、広披針形〜披針形で先はとがる。托葉鞘は長さ7〜8mmの筒形で、ふちに長い毛がある。花序は長さ1〜5cmで、紅色の小さな花を多数つける。まれに白色の花もある。花被は長さ1.5〜2mmで5深裂し、花のあとも残ってそう果を包む。そう果は3稜形で光沢のある黒色。花期は6〜10月。(野に咲く花)
学名は、Persicaria longiseta
タデ科イヌタデ属
似た仲間



▼2005年9月18日 大庭▼薄い黒斑がある。▼托葉鞘の縁に長毛がある。

イヌタデ花序

イヌタデ葉

イヌタデ托葉鞘

▼2005年9月17日 八雲

イヌタデ花

イヌタデ花序

イヌタデ葉

イヌタデ托葉鞘

イヌタデ




▼2004年9月26日 乃白▼黒斑ははっきりしない。

イヌタデ花序

イヌタデ

イヌタデ葉

▼2003年9月7日 乃白

イヌタデ花序

▼2012年11月3日 果実 大東▼花穂は長さ約5cm。

イヌタデ果序

イヌタデ果序

イヌタデ果序

▼花被に包まれた果実。長さ約3mm。▼果実は黒色、3稜があり、長さ約2mm。

イヌタデ果実

イヌタデ果実

イヌタデ果実

▼葉は長さ約7cm。▼主脈と縁に毛がある。

イヌタデ葉

イヌタデ葉

イヌタデ葉

▼裏面の主脈上に毛がある。▼托葉鞘の縁に長い毛がある。

イヌタデ葉裏面

イヌタデ葉裏面

イヌタデ托葉鞘

イヌタデ果序

イヌタデ果序

▼2013年11月16日 果実 西川津▼花被から果実がのぞいている。

イヌタデ果序

イヌタデ果実

イヌタデ果序

▼果穂は長さ約2cm。▼花被に包まれた果実は長さ約3mm。

イヌタデ果序

イヌタデ果実

イヌタデ果実

▼花被を除くと果実がある。▼果実は3稜形、長さ約2.5mm。

イヌタデ果実

イヌタデ果実

イヌタデ果実

イヌタデ果実

イヌタデ果序

イヌタデ果序

イヌタデ

イヌタデ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑