多年草 南アメリカ原で明治初年牧草として渡来したが、一部野生化している。高さ50〜100cmで数本直立・そう生し、濃緑色・平滑。葉は20〜30cm、幅5〜10mmの広線形、先端はとがり、ややまばらに毛がある。葉舌は薄膜質、白色、長さ4mm。葉鞘には軟らかい毛が密生する。花序は円錐状、長さ15〜20cm。各節から2〜4個の枝を横に張り、まばらに小穂をつける。小穂は扁平、無毛、長さ2.5〜3cm、5〜6個の小花からなり、各小花の護穎には長さ1〜2mmの短い芒がある。果実は線状長楕円形、先端に毛を被り腹面はくぼみ、長さ6〜7mm。花期は4〜6月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Bromus catharticus イネ科スズメノチャヒキ属 |
▼2011年12月14日 鹿島 | ||
▼第2苞穎が少し長い。 | ▼小花を開いた。護穎の先は短い芒になる。 | ▼内穎は長さが護穎の半分程度。 |
▼2011年7月6日 美保関 | ||
▼小花を開く。内穎の長さは護穎の半分程度。 | ||
▼内穎を剥がす。小さな葯は外へ出ない。 | ▼護穎の先は2mmほどの芒になる。 | |
▼葉鞘には軟毛がある。 | ||
▼2009年5月31日 乃木福富 | ||
▼苞頴 | ▼内頴は護頴の1/2程度。 | |
▼護頴の先は3mm程度の芒がある。 | ||
▼2009年5月4日 玉湯 | ▼枝にはまばらに小穂がつく。 | |
▼小穂は扁平。小花は外へ開出しない。 | ▼芒は長いもので3mm程度。 | |
▼小花は開かず、葯は0.5mm程度。 | ||
▼下部の葉鞘には軟毛が密生する。 | ||
▼2008年6月8日 東持田 | ▼小穂は扁平 | |
▼短い芒がある。 | ||