イヌガラシ(犬芥子)

1〜越年草
北海道〜琉球の低地のへりや道ばたなどに多い。茎は直立して分枝し、高さ10〜60cmになる。葉は柄がないかまたはあり、長楕円状披針形〜卵形、先は鈍形、基部は細くなり、上部のものではやや耳状となって半ば茎を抱き、縁に粗い鋸歯があるか頭大羽状に分裂し、長さ3〜15cm、幅1〜5cm、毛はない。萼片は長楕円形、2.5〜3.5mm。花弁は黄色、長倒卵形で長さ3〜4mm、ときに退化する(アオイヌガラシ)。長角果は開出する長さ3〜12mmの柄があって線形、斜上または開出して先は少し上向きに曲がり、長さ1〜2.4cm。種子はやや2列に並び、卵形か楕円形、褐色で、長さ0.5〜0.7mm。花期は4〜9月。(日本の野生植物)
学名は、Rorippa indica
アブラナ科イヌガラシ属
よく似たスカシタゴボウは、果実が5〜8mmと短く、葉が深く切れこむ。



▼2014年4月23日 寺
▼花は直径約8mm。

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ葉

イヌガラシ茎

イヌガラシ

イヌガラシ




▼2004年12月12日 佐草

イヌガラシ

イヌガラシ

イヌガラシ

▼根生葉、浅く羽状に裂けるものもある。

イヌガラシ

▼2010年11月20日 東忌部
▼若い果実。長角果は弓状に曲がる。

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ果実

イヌガラシ果実

イヌガラシ果序

イヌガラシ果序



▼葉柄の基部はわずかに茎を抱く。

イヌガラシ葉

イヌガラシ葉

イヌガラシ茎

イヌガラシ

▼2009年5月23日 八雲矢谷▼果実は長くなる長角果。

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ葉



▼葉柄はわずかに茎を抱く。

イヌガラシ葉

イヌガラシ葉裏面

イヌガラシ葉柄

イヌガラシ

イヌガラシ

▼2008年4月27日 平成▼果実は長角果。

イヌガラシ花

イヌガラシ花

イヌガラシ葉

▼葉柄基部はわずかに茎を抱く。

イヌガラシ葉柄

イヌガラシ

▼2013年6月12日 果実 乃白▼熟した果実は果皮がめくれて種子が出る。

イヌガラシ果実

イヌガラシ果実

イヌガラシ果実

▼種子は両側に2列に並ぶ。▼果実は長さ約1.5cm。

イヌガラシ種子

イヌガラシ果実

イヌガラシ種子

▼種子は不定な楕円形。▼種子は長さ約0.85mm。

イヌガラシ種子

イヌガラシ種子

イヌガラシ種子

▼種子の表面には網目模様がある。

イヌガラシ種子

イヌガラシ種子

イヌガラシ果序

▼葉には鋸歯がある。▼茎は無毛。

イヌガラシ葉

イヌガラシ葉柄

イヌガラシ

▼2023年2月26日 浜佐田

イヌガラシ

イヌガラシ

イヌガラシ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑
他の画像を見る。