イヌビエ(犬稗)

1年草
北海道〜九州の道ばた、水田などやや湿ったところに生える。茎は高さ80〜120cm。基部で分枝する。葉は長さ30〜50cmで、幅1〜2cmの線形でざらつく。基部の葉鞘はやや赤みを帯びる。葉舌はまったくない。花序は長さ10〜25cmで、短い枝を多数だし、緑色〜紫褐色の小穂を密につける。小穂は長さ3〜4mmの卵形で、先は鋭くとがり、ふつうは芒はなく、あっても短い。両性の小花は光沢のある淡黄色。花期は8〜10月
学名は、Echinochloa crusgalli
イネ科イヌビエ属
他にタイヌビエなどの変種があるが区別は難しい。ケイヌビエは芒の長さが2cm以上あるとされる。



▼2005年8月28日 東忌部

イヌビエ

イヌビエ

イヌビエ

▼2007年9月15日 東忌部

イヌビエ

イヌビエ

イヌビエ

イヌビエ

▼小穂は4.5mm程度ある。

イヌビエ

イヌビエ

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イヌビエ

イヌビエ

▼2007年8月16日 玉湯

イヌビエ

イヌビエ


▼升目は1cm 小穂は4mm程度ある。

イヌビエ

イヌビエ

▼葉舌は全くない。

イヌビエ

イヌビエ

▼2007年11月25日 下佐陀

イヌビエ

イヌビエ

▼小穂は4mm程度ある。

イヌビエ

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▼2003年10月4日 乃白

イヌビエ

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