イガホオズキ(毬酸漿)

多年草
北海道〜九州の山地の林内に生える。高さ50〜70cm。葉は長さ2〜4cmの柄があり、卵形〜広卵形で長さ4〜13cm。花は葉腋から下がってつく。花冠は淡黄白色、広鐘形で直径5mmほど、先は浅く5裂し、外面に短毛、内面には長毛が密生する。萼は短い鐘形で浅く5裂し、太い軟毛が生え、花のあと先の開いた球形となって液果を包み、緑色でまばらに刺状の突起がある。液果は球形で直径約1cm、白く熟し、多数の種子が入っている 。花期は6〜8月。(山に咲く花)
学名は、Physaliastrum echinatum
ナス科イガホオズキ属



▼2015年6月7日 東長江

イガホオズキ花

イガホオズキ花

イガホオズキ花

▼花は直径約8mm。▼花冠は5裂する。

イガホオズキ花

イガホオズキ花

イガホオズキ花

▼花冠の奥には長毛がある。

イガホオズキ花

イガホオズキ花

イガホオズキ花

▼花冠の外側には短毛が密生する。▼萼には太い毛がある。

イガホオズキ花

イガホオズキ萼

イガホオズキ

イガホオズキ

イガホオズキ




▼2014年9月11日 東長江▼まだ半開の花、花冠に毛がある。萼に軟毛がある。

イガホオズキ花

イガホオズキ花

イガホオズキ花

▼花は長さ約7mm、直径約4mm。▼花冠を半分除いた内部。

イガホオズキ花

イガホオズキ花

イガホオズキ花

▼花冠が落ちて間もない果実。▼萼に刺状の突起がある。▼先端が開いた萼が果実を包む。

イガホオズキ果実

イガホオズキ果実

イガホオズキ果実

▼果実を包む萼は直径約1.3cm。▼萼の先端は開いている。▼果実の縦断面。

イガホオズキ果実

イガホオズキ果実

イガホオズキ果実

▼萼を除いた果実、直径約1cm。▼種子は長さ約1.5mm。▼種子に網目模様がある。

イガホオズキ果実

イガホオズキ種子

イガホオズキ種子

▼葉の基部は葉柄に流れる。▼葉は葉柄を含めて長さ11cm。▼表面に短毛がある。

イガホオズキ葉

イガホオズキ葉

イガホオズキ葉

イガホオズキ葉

イガホオズキ葉裏面

イガホオズキ葉裏面

▼裏面に短毛がある。▼茎に伏した毛がある。

イガホオズキ葉裏面

イガホオズキ茎

イガホオズキ

イガホオズキ

イガホオズキ

イガホオズキ

▼2014年11月4日 果実 東長江▼落ちていた果実。直径約1.5cm。▼萼に刺状の突起がある。

イガホオズキ

イガホオズキ果実

イガホオズキ果実

▼果実の縦断面。▼種子は長さ約1.5mm。▼表面に網目模様がある。

イガホオズキ果実

イガホオズキ種子

イガホオズキ種子

イガホオズキ

▼2011年6月15日 蕾 大平山▼萼や花柄に軟毛がある。

イガホオズキ蕾

イガホオズキ蕾

イガホオズキ蕾

イガホオズキ

イガホオズキ葉

イガホオズキ葉裏面

イガホオズキ茎

イガホオズキ

イガホオズキ

イガホオズキ

イガホオズキ



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