フヨウ(芙蓉)

落葉低木
中国中部原産。古くから栽培され、伊豆半島や紀伊半島、四国南部、九州南部、沖縄では野生化している。高さ1〜4mになる。樹皮は白色を帯び、なめらか。若い枝には星状毛と腺毛が生える。葉は互生。長さ幅とも10〜20cmで、五角形状、ふつう上部は浅く3〜7裂する。先は鋭くとがり、基部はハート形。ふちには鈍い鋸歯がある。葉柄は長さ5〜12cm。葉の両面と葉柄に星状毛と腺毛が生える。托葉は長さ約1cmの線形、星状毛と単毛が生える。枝の上部の葉腋に淡紅色または白色の花をつける。花は直径10〜14cm。花弁は長さ4〜5cmの倒卵形で、縦の筋が入る。萼と副萼片には星状毛と腺毛が密生する。果実はさく果。直径2.5cmほどの球形。表面には長毛が生え、星状毛と腺毛が混じる。東京近郊では10〜11月に熟し、5裂する。種子は長さ約2mmの腎臓形で、淡褐色の粗い長毛がある。花期は7〜10月。
冬芽は星状毛におおわれる。(樹に咲く花)
学名は、Hibiscus mutabilis
アオイ科フヨウ属



▼2009年8月29日 西川津▼雌しべの先が上向きに曲がる。

フヨウ花

フヨウ花

フヨウ花

▼副萼に腺毛がある。

フヨウ蕾

フヨウ蕾

フヨウ果序

フヨウ葉

フヨウ葉裏面

フヨウ葉裏面

フヨウ樹皮

フヨウ樹皮

フヨウ

フヨウ




▼2009年11月8日 果実 玉湯▼果実には毛が密生する。▼若い果実

フヨウ果実

フヨウ種子

フヨウ果実



冬芽

フヨウ葉

フヨウ葉裏面

フヨウ冬芽

フヨウ冬芽

フヨウ冬芽

フヨウ

▼2011年2月19日 5裂する果実 西川津▼種子は長さ約2mmの腎臓形。背面に長毛がある。

フヨウ果実

フヨウ種子

フヨウ果実

▼果実には毛が密生する。

フヨウ果実

フヨウ果実

フヨウ

▼2012年1月18日 果実は5裂する。 玉湯▼種子は長さ約2mmの腎臓形。

フヨウ果実

フヨウ果実

フヨウ種子

▼種子は長さ約2mm、背面に長毛がある。

フヨウ種子


▼2020年8月22日 萎んだ花 八雲

フヨウ

フヨウ

フヨウ

▼2020年8月18日 八雲▼花柄が伸び、大きくなった蕾。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

▼2020年8月1日 大きくなった蕾 八雲

フヨウ

▼2020年7月25日 八雲▼高さは約1m。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

▼葉身は長さ約19cm。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

フヨウ

フヨウ

フヨウ

フヨウ

▼2020年5月28日 八雲▼葉身は長さ、幅約10cm。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

▼茎には短毛と腺毛がある。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

高さは約40cm。

フヨウ

フヨウ

フヨウ

フヨウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑