越年草 ヨーロッパ原産。畑や道ばたなどに生える。茎は下部で横に広がって、長さ10〜20cmになり、まばらに長毛が生える。葉は下部の少数のものは対生し他は互生、葉身は長さ7〜10mm、幅8〜12mm、やや肉質でつやがあり、広円形で1〜2対の大きな鋸歯があり、立った長毛がまばらに生える。葉腋ごとに1花をつける。花柄は葉とほぼ同長、萼裂片は卵状三角形でとがり、縁には長白毛が生える。花冠は淡青紫色、浅い皿形で径2〜2.5mm。さく果は球形で先は浅くへこみ、長さ幅とも2.5〜3mm、1〜3個の種子がある。種子は中空の半球形で表面にしわがあり、長さ2.5mm。花期は3〜5月。別名ツタノハイヌノフグリ。(日本の野生植物) 学名は、Veronica hederaefolia オオバコ科クワガタソウ属 似た仲間 |
▼2015年3月17日 鹿島 | ▼花は直径約5mm、萼の毛が目立つ。 | |
▼花柄は約1.5cm。 | ||
▼オオイヌノフグリ(左)とフラサバソウ | ||
▼2014年3月31日 鹿島 | ▼萼に毛が密生する。 | ▼花は直径約4mm。 |
▼下部の葉は対生する。 | ▼上部の葉は互生する。 | |
▼子葉、下部の葉、上部の葉 | ||
▼2023年2月12日 宍道 | ||
▼2013年4月4日 御手船場 | ||
▼2013年3月11日 乃白 | ||
▼花は直径約4mm。 | ▼萼に包まれた若い果実。 | ▼萼を取り除いた。若い果実は直径約4mm。 |
▼直径約5mm。4個の種子が入っている。 | ▼3個の種子をはずした。 | ▼種子が腹面で胎座に繋がっている。 |
▼3個の種子が入った果実。 | ▼果実の側面。 | ▼種子が3個あった。 |
▼4個の種子、長さは約2.5mm。 | ▼種子の腹面と背面。 | ▼種子の背面。横しわがある。 |
▼種子の背面。 | ▼種子の腹面に凹みがある。 | |
▼葉は長さ約6mm。 | ▼茎の基部に子葉が残る。 | |
▼子葉は対生する。 | ▼子葉の葉身は長さ約9mm。 | |
▼2020年4月7日 乃白 | ||
▼2012年4月2日 島根 | ||
▼2011年4月29日 島根 | ||
▼2011年3月12日 八雲 | ||
▼2010年5月1日 八雲 | ▼地面を這って四方に広がる。 | |
▼2009年3月8日 秋鹿 | ▼左はオオイヌノフグリ | |
▼手前ははオオイヌノフグリの群落。 | ||
▼2008年3月15日 枕木山 | ▼子葉が残る。 | |
▼2013年5月2日 果実 浜乃木 | ||
▼果実は長さ約4mm×幅5mm。 | ▼種子は長さ約2.5mm。 | |
▼表面に横しわがある。 | ▼腹面は凹んでいる。 | |
▼2007年4月28日 果実 鹿島 | ||
▼2006年3月5日 八雲 | ||
▼花柄がある。 | ||
▼2007年2月25日 八雲 | ▼子葉が残る。 | |
▼2005年3月19日 千酌 | ||
▼2005年3月21日 熊野 | ▼下部の葉 | |