多年草 ヨーロッパ原産。かっては庭園に栽培されたが現在では各地に野生化する。茎は直立、基部で分岐して高さ30〜80cm、粗い毛がある。葉は根生葉があり、さじ形で長さ6〜9cm、鋸歯があり粗い毛が生え、有柄で越冬する。茎につく葉はへら形で互生、鋸歯があり、基部が少し茎を抱く。頭状花は白色で直径5cmほど、総苞は皿形で総苞片は3〜4列、広卵形か長楕円形、縁の膜は広い。果実は黒色、10条の隆起線があり、冠毛は合着して皿状の突起となる。種子と地下茎でにより繁殖する。花期は6月。(日本帰化植物写真図鑑) 瘦果长2-3毫米,无冠毛或舌状花瘦果有长达0.4毫米的侧缘冠齿。(中国植物志) 学名は、Leucanthemum vulgare キク科フランスギク属 花の形が同じものにマーガレットがあるが、葉が羽状に切れ込む。また、 大きさの小さいノースポールギクは葉に鋭い鋸歯がある。 |
▼2016年5月28日 宍道 | ▼舌状花は雌性、筒状花は両性。 | |
▼頭花は直径6.5cm。 | ▼総苞は皿形。 | |
▼舌状花と筒状花。 | ▼舌状花の雌しべ。 | |
▼雌しべの見えない舌状花も筒部の中に雌しべがあった。 | ▼葉はへら形で鋸歯がある。 | |
▼2011年5月7日 西浜佐陀 | ||
▼葉の基部は少し茎を抱く。 | ||
▼2010年5月15日 玉湯 | ||
▼2009年5月23日 八雲 | ||
▼総苞は皿型。 | ▼葉はへら形で鋸歯がある。 | |
▼茎には毛がある。 | ||
▼2017年4月22日 蕾 西浜佐陀 | ||
▼葉はへら形で鋸歯がある。 | ▼葉の基部はやや茎を抱き、茎には毛がある。 | |
▼2016年6月14日 果実 東出雲 | ▼頭果は直径約2.7cm。 | |
▼舌状花の果実。 | ▼枯れた花冠の残った果実。 | |
▼花冠を取り去った果実、長さ約2.5mm。 | ▼果実の表面に10個の隆起線がある。 | ▼果実の上部。 |
▼筒状花の果実。 | ▼枯れた花冠の残る筒状花の果実。 | ▼果実は長さ約2.5mm。 |
▼果実の表面に10個の隆起線がある。 | ▼冠毛は合着して皿状の突起になる。 | ▼上から見た果実の先端、隆起線が10個ある。 |
▼総苞は皿形。 | ||
▼茎は有毛のものと無毛のものがある。 | ||