オオヒヨドリバナ(大鵯花)

多年草
北海道〜九州の山野に生える。茎には縮れた毛があってざらつく。葉は薄く、卵状長楕円形〜楕円形で、ふちに鋭い鋸歯がある。両面に縮れた短い毛がまばらに生え、裏面には腺点がある。サワヒヨドリなどには葉柄がないが、オオヒヨドリバナの葉には柄がある。上部の枝先に多数の頭花をつける。頭花は5個ほどの白色の両性の筒状花からなる。花冠の先は浅く5裂し、花柱の先が分枝して長くのびる。筒状花は白色だが、まれに紫色を帯びる。しばしばジェミニウイルスに感染し、葉に黄色の斑点があらわれる。花期は8〜10月。高さ1〜2m
学名は、Eupatorium makinoi var. oppositifolium
キク科ヒヨドリバナ属



▼2005年9月17日 佐草

オオヒヨドリバナ

▼2004年11月20日 島根

オオヒヨドリバナ

オオヒヨドリバナ

オオヒヨドリバナ

▼2004年7月11日 八雲

オオヒヨドリバナ

▼2003年9月14日 大草(ジェミニウイルスによる黄変)

オオヒヨドリバナ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑