ヒトリシズカ(一人静)

多年草
北海道〜九州の山野の林内や草地に生える。高さ10〜30cm。茎は直立し、はじめ赤紫色を帯びるものが多い。茎の下部の節には膜質の鱗片状の葉がつく。上部には2対の葉が十字形に対生するが、節間がごく短いので、4個の葉が輪生しているように見える。葉は光沢のある濃緑色で、長さ6〜10cmの楕円形〜卵状楕円形。先は短く急にとがり、縁には鋭い鋸歯がある。葉がのびきる前に葉の中心から白い花穂を1個(まれに2個)のばす。花には花弁も萼もなく、雌しべ1個と子房の横腹に雄しべ3個がつく。雄しべの花糸は白色でよく目立つ。外側の2個の雄しべは基部の外側に黄色の葯があり、中央の雄しべには葯がない。果実は核果で長さ2.5〜3mmのゆがんだ倒卵形。花期は4〜5月。(野に咲く花)
学名は、Chloranthus japonicus
センリョウ科チャラン属


2015年4月16日 島根雌しべの子房に雄しべ3個がつき、外側2個の雄しべの基部に黄色い葯がつく。
ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ
ヒトリシズカ ヒトリシズカ ヒトリシズカ
ヒトリシズカ



2013年5月2日 東持田
ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ
2013年4月13日 西忌部
ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ ヒトリシズカ
2011年5月2日 枕木子房の横に雄しべ3個がつき、外側2個に黄色い葯がある。
ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ花
茎の節に鱗片状の葉がある。
ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ ヒトリシズカ
ヒトリシズカ ヒトリシズカ
2006年4月23日 西忌部
ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ花 ヒトリシズカ
花の仕組み
ヒトリシズカ ヒトリシズカ
2013年6月3日 若い果実 枕木山(ストロボ使用)果実は直径約3mm。
ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ果実
果実の中に核が1個ある。未熟な核は直径約2mm。
ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ核 ヒトリシズカ
2014年5月25日 若い果実 西忌部
ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ果実
果実は長さ約3mm。
ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ果実
ヒトリシズカ ヒトリシズカ
2007年4月28日 果実 鹿島
ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ
2005年5月8日 果実 西忌部
ヒトリシズカ果実 ヒトリシズカ葉 ヒトリシズカ
2006年6月11日 果実 玉湯城床
ヒトリシズカ果実


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑