多年草 本州〜九州の道ばたに普通。茎は分枝し高さ40〜90cm、4稜形で節はやや膨らみ時にやや紅紫色を帯びる。葉はやや厚く光沢はなく、葉身は長さ5〜12cm、両面ともに有毛、しばしばふちは波状に縮れる。花後下を向いて花序の軸に圧着する。小苞は2個、刺状となり、基部の付属体は長さ0.3〜0.5mm。雄しべは5個。仮雄しべはほぼ四角形でわずかに不明の歯牙がある。花期は8〜9月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Achyranthes bidentata var. tomentosa ヒユ科イノコヅチ属 似たものに日陰に生えるヒカゲイノコヅチがあり、毛が少なく小苞の基部の付属体が長さ0.6〜1mmと大きい。 |
▼2011年9月10日 島根 | ▼付属物は長さ約0.5mm。 | |
▼葉の両面に毛が多い。 | ||
▼2011年9月7日 東生馬 | ||
▼花のあとは下を向く。 | ▼小苞の付属物は0.5mm程度。 | |
▼葉の表裏は毛が多い。 | ||
▼2005年8月30日 鹿島 | ||
▼2005年8月6日 八雲 | ||
▼2003年10月26日 乃白 | ||
▼2003年9月7日 田和山 | ||
▼2011年5月7日 東長江 | ||