1年草 北アメリカ原産。1931年に横浜市で帰化が報告され、その後、関東地方以西で散発的に見いだされている。市街地の道ばたなどに発生する。茎は直立してあまり分岐せず、高さ40cmほどになる。葉は卵形で低い鋸歯があリ、無柄で互生、基部はやや心臓形になるが茎を抱くことはない。葉腋に直径15mmほどの紫色の星形の花を一つずつつける。ただし、多くの花が閉鎖花となる。果実は上部に穴があいて種子をだす。花期は春〜夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Triodanis biflora キキョウ科キキョウソウ属 ヒナキキョウソウは種子がでる隙間は果実の上方にでき、キキョウソウは果実の中央にできる。またキキョウソウは葉が茎を抱く。 |
▼2018年5月28日 八雲 | 5個の雄しべがある。 | ▼若い果実、上部に穴があく。 |
▼果実は萼片を含めて長さ約7mm。 | ||
▼種子は長さ約0.5mm。 | ▼迷路状の模様と、狭い翼がある。 | ▼茎の頂部にのみ開放花をつける。 |
▼2012年6月1日 西嫁島 | ||
▼若い果実。 | ||
▼果実の上部に隙間ができる。 | ▼種子は長さ約0.5mm。 | |
▼花は茎頂の1だけが開放花となる。 | ||
▼2010年6月2日 西嫁島 | ||
▼殆ど閉鎖花で通常茎頂の1花だけ咲く。 | ▼果実の上部に隙間ができる。 | |
▼種子は長さ約0.6mm。 | ▼種子の周りに翼状のものがある。 | |
▼2009年5月31日 西嫁島 | ||
▼殆ど閉鎖花で通常茎頂の1花だけ咲く。 | ||
▼果実。 | ||
▼2010年6月1日 西嫁島 | ||
▼2013年6月27日 果実 西嫁島 | ▼果実は長さ約1cm、上部に窓が開く。 | |
▼種子は長さ0.45mm〜0.6mm。 | ▼表面に迷路状の模様と、周囲に翼がある。 | |
▼2012年6月26日 果実 西嫁島 | ▼頂部の開放花の果実が大きい。 | ▼上 開放花の果実、下 閉鎖花の果実。 |
▼種子 | ||
▼2010年5月31日 果実の上部に隙間がある。 西嫁島 | ||
▼2011年5月7日 西嫁島 | ▼果実。茎に毛がある。 | |
▼まだ小さな個体。 | ||