多年草 北海道西南部〜沖縄の日当たりのよい草地や林下に生える。匐枝を出して増える。葉は根生し、線形で長さ10〜20cm、幅2〜3mm、縁には細鋸歯がある。花茎は高さ10〜15cm、少し扁平で狭い翼があり葉より低い。淡紫色の小さな花がまばらにつく。花被片は長さ約4mmでやや上向きに咲く。種子は球形で直径約4mm、光沢のない黒色。ヤブラン属の果実はさく果だが、果皮が薄くて脱落し、種子がむきだしになって成熟する。花期は7〜9月。(広島の山野草) 学名は、Liriope minor キジカクシ科ヤブラン属 似た仲間にヤブランがある。 |
▼2013年7月20日 美保関 | ▼雌しべは曲がって上を向く。 | |
▼花は直径約1cm。 | ▼内花被片3個、外花被片3個。 | |
▼2012年7月15日 美保関 | ▼花は直径約1cm。 | |
▼蕾の状態。 | ▼葉の幅は約3.5mm。 | |
▼2011年7月31日 鹿島 | ▼雄しべは片側に寄り、雌しべは避けるように伸びる。 | |
▼2017年7月13日 比津 | ||
▼2006年8月5日 鹿島 | ||
▼2004年8月21日 西忌部 | ||
▼2016年11月12日 種子 鹿島 | ▼1花に3個の種子ができたもの。 | ▼5個の種子ができたもの。 |
▼種子は直径約5mm。 | ||
▼種子の中の胚珠、長さ3.5×4mm。 | ||
▼2014年8月18日 若い種子 鹿島 | ▼1花に3個の種子ができたもの。 | ▼花茎は長さ約10cm。 |
▼破れた果皮の名残がある。 | ||
▼種子は長さ約4mm。 | ||
▼2012年9月6日 若い種子 美保関 | ||
▼葉の幅は約3mm。 | ▼葉の裏面。 | |
▼2007年9月2日 種子 鹿島 | ||