ヒイラギ(柊)

常緑小高木
関東地方以西〜沖縄の山地に生える。高さ4〜8mになる。樹皮は灰白色。若い枝には微細な突起毛がある。葉は対生。葉身は長さ3〜7cm、幅2〜4cmの楕円形。厚い革質で硬く、表面は光沢がある。裏面は淡緑色で緑色の細点がある。若木の葉は先端が鋭い刺状になった大型の歯牙が2〜5対あるが、老木の葉は全縁。葉柄は長さ7〜12mm、微細な突起毛がある。雌雄別株。葉腋に香りのよい白い花が束生する。花冠は直径約5mmで、4裂し、裂片はそり返る。雄しべは2個。雄花は雌しべが小さく、結実しない。両性花は雌しべが長くつきでている。果実は核果。長さ1.2〜1.5cmの楕円形で、翌年の6〜7月に紫黒色に熟す。核には網状の突起がある。花期は11〜12月。
冬芽は赤みがかった黄緑色で、先端はとがる。白い短毛がある。(樹に咲く花)
学名は、Osmanthus heterophyllus
モクセイ科キンモクセイ属
似た花にヒイラギモクセイがあり、花冠裂片が反り返らない。



▼2010年11月20日 雄花(雄株) 東忌部

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ




▼2007年12月8日 雄花(雄株) 花冠裂片が反り返る。 東忌部

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ


▼冬芽▼葉は対生する。

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

▼2015年12月2日 東忌部v鋸歯のある葉と全縁の葉。

ヒイラギ葉

ヒイラギ葉

ヒイラギ葉裏面

ヒイラギ樹皮

ヒイラギ

▼2011年5月4日 芽吹き 幼木 大庭

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

v2011年2月19日 冬芽 大海崎v老木では鋸歯がなくなる。

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

v2010年3月20日 冬芽 幼木 玉湯

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

ヒイラギ

▼2003年12月23日 幼木 佐草

ヒイラギ

ヒイラギ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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