多年草 本州〜九州の人家近くや山野に生える。高さ6〜12cmになる。葉は数多く束生し、花期には長さ2〜5cmの長卵形で先はとがる。裏面は淡紫色を帯びる。夏の葉は三角形で大きい。花は白っぽいものから淡紅色まで変化が多い。花弁は長さ1〜1.5cmで幅が狭く、紫色のすじが目立つ。側弁はふつう無毛だが、ときに毛のあるものもある。柱頭はカマキリ型。距は長さ6〜8mmで細長い。距に毛が散生するものもある。コスミレは変異が多く、葉に毛があって、ノジスミレに似ているものや、花の色が紅紫色でアカネスミレに似ているものもある。花期は3〜4月。(野に咲く花) 学名は、Viola japonica f. barbata スミレ科スミレ属 側弁の無毛のものをコスミレといい、関東に多い。 コスミレ(ヒゲコスミレ)の白花品種をシロバナツクシコスミレという。 スミレの分類 |
▼2013年4月13日 玉湯 | ▼側弁に毛がある。 | ▼距は長い。 |
▼花は直径約2cm。 | ||
▼葉の葉身は長さ約4.5cm。 | ||
▼2012年4月14日 八雲 | ▼側弁に毛がある。 | |
▼葉の表面に短毛が密生する。 | ||
▼2011年3月27日 八雲 | ||
▼2011年4月9日 玉湯 | ▼側弁に毛がある。 | |
▼葉柄基部の托葉。 | ||
▼2009年4月19日 玉湯 | ▼側弁に毛がある。 | |
▼2007年4月14日 玉湯 | ▼側弁に毛がある。 | |
▼2006年4月23日 西忌部 | ||