常緑性シダ 関東以西〜九州の林下のやや乾いた所に生える。根茎は長く這う。葉柄はわら色で毛が生え、下部で暗褐色、基部に三角状長楕円形、褐色の鱗片がつく。葉身は広披針形の2回羽状深裂、光沢のない黄緑色〜緑色、柔らかい紙質。羽片基部は広いくさび形の無柄で、最下羽片前側(上側)の裂片が次の裂片から独立しない。中軸、羽軸裏に毛が多い。裂片の側脈は単条で先端は葉縁に達する。胞子嚢群は辺縁近くにつき、包膜は円腎形、有毛。 学名は、Thelypteris glanduligera ヒメシダ科ヒメシダ属 |
▼2008年12月13日 玉湯 | ▼葉の先端 | |