多年草 北アメリカ原産。大正時代に園芸植物として渡来した。広がるまで時間がかかるが、一度生えるとなかなかしぶとく、各地に雑草化している。茎は中空で高さ0.3〜1mになる。全体に軟毛がある。根生葉と下部の葉は長楕円形またはへら形で、翼のある柄がある。根生葉は花期にも残る。茎葉の基部は耳状にはりだして茎を抱く。頭花は直径2〜2.5cmで、つぼみのときは花序全体がうなだれている。舌状花は糸状で多数ある。渡来した当時は舌状花が紅紫色に近いものが多かったといわれるが、現在では白色に近いものが多い。舌状花も筒状花も冠毛は長い。そう果は扁平な広倒披針形。花期は5〜7月。(野に咲く花) 学名は、Erigeron philadelphicus キク科ムカシヨモギ属 よく似たヒメジョオンの茎は中実となり、舌状花の冠毛は短く、蕾はうなだれない。 |
▼2014年4月23日 末次 | ▼花弁は細く、多数ある。(200個以上ある。) | |
▼花は直径約3cm。 | ▼舌状花の花弁は長さ約8mm。 | |
▼舌状花(上)、筒状花(下)とも冠毛が長く、約3mm。 | ▼蕾はうなだれる。 | |
▼茎葉は無柄で茎をやや抱く。 | ▼葉は長さ約7cm。 | |
▼根生葉が残っている。 | ▼根生葉は柄があり、含めて約7cm。 | |
▼下部の茎には開出毛が多い。 | ||
▼2020年5月23日 殿 | ▼舌状花に長い冠毛がある。 | |
▼2013年6月12日 東忌部 | ||
▼蕾はうな垂れる。 | ▼花は直径約2cm。 | |
▼筒状花(上)と舌状花(下)の冠毛は長い。 | ▼葉の基部は茎を抱く。 | |
▼根生葉が残る。 | ||
▼2011年5月7日 灘 | ▼花弁の比較。ハルジオンは細い。 | |
▼蕾はうなだれる。 | ||
▼葉の基部は若干茎を抱く。 | ||
▼根生葉が残っている。 | ||
▼幼苗の根生葉。 | ||
▼2011年5月17 千鳥 | ▼葉は茎を抱く。 | ▼茎は中空。 |
▼舌状花の冠毛は2mm程度。 | ▼筒状花の冠毛は2.5mm程度。 | |
▼2005年6月7日 乃白 | ||
▼2004年4月17日 浜乃木 | ||
▼2007年2月4日 ロゼット葉 へら型で葉柄がはっきりしない。 城山公園 | ||