ハナズオウ(花蘇芳)

落葉低木
中国原産。古くから庭などに植栽されている。高さ2〜4mになる。葉は互生。単葉で長い葉柄がある。葉身は長さ5〜10cm、幅4〜10cmの広楕円形または円形。先はとがり、基部はハート形。掌状の脈がある。表面は光沢があり、裏面は脈の基部に毛がある。葉の展開前に、前年枝や古い枝に紅紫色の花が束生する。花は長さ約1cm。蝶形花に似ているが、旗弁がもっとも小さく、翼弁の内側に位置する点が異なる。萼は鐘形で、先は浅く5裂する。雄しべは10個で、花糸はすべて離生する。果実は豆果。長さ5〜7cm、幅1〜1.5cmあり、上側の縫合線に狭い翼がある。表面は無毛。なかには5〜8個の種子が入っている。種子は直径約4mmの円形。花期は4月。(樹に咲く花)
学名は、Cercis chinensis
マメ科ハナズオウ属



▼2009年4月12日 植裁 浜乃木

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

▼2012年4月17日 蕾 植裁 玉湯

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ




▼2009年8月2日 果実 植裁 玉湯

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

▼2012年5月14日 若い果実 玉湯

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

▼2008年6月8日 西川津▼葉柄の両端が膨らむ。

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ

ハナズオウ



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