越年草 北海道〜九州の海岸の砂地に生える。高さは10〜50cm。根は太い。茎は下部から枝分かれして、はうかときには直立する。葉は長さ3〜10cmの単羽状腹葉で、小葉は羽状に切れ込む。枝先に小型でまばらな複散形花序をだし、白色の小さな花をつける。総苞片と小総苞片は細くて短い。果実は長さ約3mmの扁平な球形で、隆起線が竜骨状にはりだしてよく目立つ。花期は8〜10月。(野に咲く花) 学名は、Cnidium japonicum セリ科ハマゼリ属 |
▼2014年9月14日 島根 | ||
▼花は直径約2mm。 | ▼花弁は内側に巻いている。 | ▼細い総苞片と小総苞片がある。 |
▼若い果実。 | ▼若い果実は長さ約4mm。 | ▼隆条は太い。 |
▼葉は葉柄を含めて長さ約6.5cm。 | ||
▼草むらに生えて大きく成長している。 | ||
▼2010年10月11日 島根 | ▼若い果実 | |
▼2006年10月14日 鹿島 | ||
▼2004年10月24日 鹿島 | ▼若い果実 | |
▼2016年11月12日 果実 鹿島 | ||
▼果実は2分果が合わさっている。 | ▼果実は長さ約3mm。 | |
▼分果は長さ2.5〜3mm。 | ▼分果の背面、腹面(右) | |
▼分果の横断面、5個の太い隆条がある。 | ▼油管が6個ある。 | |
▼2015年10月14日 果実 島根 | ||
▼果実は長さ3〜4mm。 | ▼果実は2分果からなる。 | |
▼分果の背面(上)と合生面(下)。 | ▼分果の横断面、隆条は全て太い。 | ▼油管が各背溝下に1個、合生面に2個ある。 |
▼中にあった種子。長さ約3.5mm。 | ||
▼2011年10月19日 若い果実 美保関 | ||
▼2006年8月5日 鹿島 | ||
▼2007年3月10日 ロゼット葉 島根 | ||