落葉小高木。 関東地方〜九州の山地に生え、高さ5〜6m。樹皮は若木は灰褐色、太くなると黒褐色で白い縦長の筋が入る。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は長さ4〜9cmの狭卵形で、細かい鋸歯。枝先に円錐花序をだし、淡黄緑白色の花を多数開くが、平開しない。果実は半月状の袋果で赤く熟して裂けると、光沢のある黒い種子が現れる。花期は5〜6月。 冬芽は、枝先に普通仮頂芽が2個つくが、1個又は2対つくこともある。芽鱗は2〜4個。赤色で無毛。葉痕は半円形〜円形。維管束痕は9個。 学名は、Euscaphis japonica ミツバウツギ科ゴンズイ属 |
▼2006年5月5日 蕾 上乃木 花序枝は対生に出る。 | |
▼葉は対性 | |
▼2006年5月28日 上乃木 | |
▼2004年5月28日 乃白 | ▼2006年6月17日 実 上乃木 |