多年草 北海道〜沖縄の道ばたや田畑のあぜに最も普通な雑草である。茎は直立し高さは60〜100cm。葉は下部にむらがり、長柄があり、長楕円形で鈍頭、基部は少し心形か円いかまたはくさび形、長さ10〜25cm、縁は波状、両面無毛または下面に小さいかたい毛が脈に沿ってある。花は狭い円錐花序に多数つく。果実をとりまく内花被片は花後大きくなり心円形、長さ4〜5mm、幅4.5〜7mm、縁に歯牙がある。中肋は瘤状に膨れる。外花被片は小さく、果実にそって開出、反り返っていない。果柄に節がある。果実は3稜形で長さ2.5mm。花期は6〜8月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Rumex japonicus タデ科ギシギシ属 似たものの比較。 |
▼2019年9月4日 殿 | ||
▼上部の葉 | ▼下部の葉、葉の基部はくさび形。 | |
▼2003年10月4日 乃白 | ▼若い果実 | |
▼2011年6月9日 若い果実 八雲 | ▼内花被片に鋸歯がある。 | ▼内花被片は3枚あり、3個の瘤体が発達する。 |
▼上部の葉は葉柄が短い。 | ▼下部の葉の縁は波打つ。 | |
▼下部の葉の葉柄は長い。 | ||
▼2005年6月5日 若い果実 乃白 内花被片のふちは鋸歯がある。 | ▼葉の基部は円形、ふちは波打つ。 | |
▼2015年6月21日 果実 島根 | ▼果実を包む内花被片は長さ約5.5mm。 | ▼内花被片の縁には鋸歯がある。 |
▼3個の瘤体が発達する。 | ▼内花被片の中に果実が1個ある。 | ▼果実は長さ約2.5mm。 |
▼果実の先端に3個の柱頭が残る。 | ||
▼2014年11月24日 果実 美保関 | ▼内花被片の縁は鋸歯がある。 | |
▼内花被片は長さ約4mm。 | ▼内花被片の中央は瘤状に膨れる。 | |
▼内花被片は3枚が合わさっている。 | ▼先端から見ると3個が合わさっている。 | |
▼内花被片をはずすと中に1個の果実がある。 | ▼果実は3稜があり、長さ2.5〜3mm。 | |
▼果実の稜に狭い翼がある。 | ▼瘤の横断面、コルク質が詰まっている。 | |
▼葉の縁は波をうち、基部は心形。 | ||
▼2007年2月4日 ロゼット葉 城山公園 | ||