ゲンノショウコ(現の証拠)

多年草
北海道〜九州に生える。高さ30〜60cm。茎や葉には毛があり、茎の上部、葉柄、花柄、萼には腺毛がまじる。葉は掌状に3〜5個に中〜深裂する。若葉には紫黒色の斑点がある。葉柄の基部には托葉がある。長い花柄に5弁の直径1〜1.5cmの花を2〜3個つける。花柱は5裂する。花の色は東日本は白色が多く、西日本には紅紫色が多いとされる。さく果は長さ約1.5cmで短毛と腺毛が多い。心皮の上部が嘴状にのび、その下端に種子がある。熟すと5裂し、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。紅花をベニバナゲンノショウコ(f. thunbergii)、白花をシロバナゲンノショウコ(f. pallidum)とわけることもある。別名 ミコシグサ。花期は7〜10月。
学名は、Geranium thunbergii
フウロソウ科フウロソウ属
ウマノアシガタの葉との比較



▼2007年2月25日 葉柄基部の托葉 八雲▼2002年9月21日 八雲

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ

▼2003年9月11日 東出雲須田

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ

▼2004年7月4日 鹿島林道横手線▼2003年9月11日 東出雲須田

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑