ガンクビソウ(雁首草)

多年草
北海道〜九州の山野に生え、高さ0.3〜1.5m。茎は軟毛が密生し、上部でよく分枝する。枝はやや横向きにでる。根生葉は花の頃にはない。下部の葉は長さ7〜20cmの卵形または卵状長楕円形で、ふちには不ぞろいの浅い鋸歯がある。両面とも軟毛が生え、裏面には腺点がある。中部の葉は長楕円形で先はとがる。頭花は直径6〜8mmの卵形で、基部に披針形の苞葉が2〜4個輪生する。総苞は卵球形。総苞片は4列に並び、外片は短い。果実はそう果で、長さ約3.5mm、先端部が細くなり粘液を出す腺がある。別名 キバナガンクビソウ。花期は6〜10月。
学名は、Carpesium divaricatum
キク科ヤブタバコ属
似た花のヤブタバコは花が葉腋につく。またコヤブタバコは花が緑白色で、苞葉が多数つく。



▼2004年9月11日 朝日山▼2004年12月18日 玉湯

ガンクビソウ

ガンクビソウ

▼2004年7月25日 田和山

ガンクビソウ

ガンクビソウ




▼2003年12月10日 広瀬▼2003年9月7日 田和山

ガンクビソウ

ガンクビソウ

▼2004年8月10日 佐草

ガンクビソウ

ガンクビソウ

ガンクビソウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑