ガマ(蒲)

多年草
北海道〜九州の湖沼やため池、河川、水路、休耕田、湿地などに生育する抽水植物。太い地下茎が泥中を横走して広がる。全高1.5〜2.5m。葉は緑白色、幅1〜2cmの線形。花は円柱状の肉穂花序となり下側に雌花の集合した雌花群、上側に雄花の集合した雄花群がつく。雌花群は長さ7.5〜20cm、果時には直径2〜3cmになる。雄花群は雌花群に接し、長さ5.5〜13cm、2〜4段からなり間に苞(長さは下側のものほど長く、1〜27cm)があるが、やがて脱落する。花粉は4個が合着(4集粒)。秋から冬にかけて種子が熟すと、いわゆる「蒲の穂」となる。種子は風に乗って飛散する。花期は6〜8月。(日本の水草)
学名は、Typha latifolia
ガマ科ガマ属
よく似たコガマは葉の幅が5〜8mmと細く、また花粉が単粒。


2005年7月10日 東忌部
ガマ花穂 ガマ
2003年9月11日 浜乃木
ガマ花穂 ガマ



2013年1月31 果実 八雲
ガマ果穂 ガマ果穂 ガマ果穂
果穂は長さ約10cm。毛先の粒が果実。
ガマ果穂 ガマ果実 ガマ果実
果実に花柱が残り、下部の柄に絹毛がつく。果実の上に花柱が残る。果実の下の長い柄に絹毛がある。
ガマ果実 ガマ花柱 ガマ絹毛
絹毛は長さ約6.5mm。絹毛は長い柄に多数つく。果実は長さ約1mm。
ガマ絹毛 ガマ絹毛 ガマ果実
ガマ果実 ガマ
2015年6月21日 葉 島根葉は幅約7mmで、厚みがある。
ガマ ガマ ガマ
葉の横断面、仕切られた通気道がある。海岸岩場の雨水が溜まる場所に生えている。
ガマ ガマ ガマ
2011年4月6日 若い苗 西忌部
ガマ若苗 ガマ若苗 ガマ若苗


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑