エンレイソウ（延齢草）

多年草 北海道〜九州の山地の林内のやや湿ったところに生える。茎は高さ20〜40cm、葉は卵状菱形で長さも幅も6〜17cm、先は急に短くとがり、基部は広いくさび形。花は茎頂に1個、やや横向きにつく。花柄は長さ2〜4cm、外花被片は緑色または褐紫色、卵状長楕円形で長さ12〜20mm。花後も落ちない。内花被片はふつうないが、まれにあるものもある。雄しべは6個、葯は長楕円形で花糸よりやや短い。柱頭は3裂し、ごく短い。液果は3稜のある球形で、径1〜2cm、緑色〜黒紫色。種子は湾曲した長楕円形。花期は4〜5月。（日本の野生植物） 学名は、Trillium apetalon シュロソウ科エンレイソウ属

▼2015年4月16日　島根	▼花は直径約3cm、花弁状の外花被片がある。	▼葉は長さ約10cm。

▼2013年3月24日　八雲	▼柱頭は3裂し、子房には稜がある。	▼3個の花弁状の外花被片がある。
▼2007年3月17日　八雲
▼2005年4月16日　八雲
▼2005年4月24日　八雲		▼2006年5月3日　八雲
▼2015年6月4日　果実　島根
▼果実は直径約1.5cm。		▼果実の縦断面、種子が詰まっている。
▼種子は長さ約2.2mm。
▼2013年5月6日　若い果実　八雲	▼果実は長さ約1.2cm。	▼果実には6稜がある。
▼若い果実の縦断面。	▼果実には多数の種子がある。	若い種子は2.5〜3mm。
▼種子の表面は球状の突起に覆われている。
▼2005年5月28日　若い果実　八雲
▼2005年4月2日　蕾　八雲
▼2004年5月1日　大山

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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