落葉高木 中国原産。古くから庭木や街路樹として植栽されている。高さは20mほどになる。樹皮は暗灰褐色で縦に割れ目が入る。内皮は黄色で臭気がある。枝は緑色〜暗緑褐色。葉は互生。長さ15〜25cmの奇数羽状複葉。4〜7対の小葉が対生または互生する。小葉は長さ2.5〜6cmの卵形で、裏面は白色を帯び、短毛が生える。枝先に長さ約30cmの円錐花序を出し、黄白色の蝶形花をつける。雄しべは全て離生する。果実は豆果。長さ4〜7cmで数珠状にくびれる。肉質で裂開しない。種子は長さ7〜9mm。花期は7〜8月。 冬芽は半ば葉痕に隠れ、表面に暗褐色の毛が生える。葉痕はU字形〜V字形で、維管束痕は3個。葉痕の両肩に托葉痕がある。(樹に咲く花) 学名は、Styphonolobium japonicum マメ科エンジュ属 |
▼2011年8月16日 植栽 意宇 | ▼旗弁の中央部が黄色を帯びる。 | |
▼大きな円錐花序をつくる。 | ||
▼小葉は対生したり互生する。 | ||
▼小葉の裏面は白色を帯び有毛。 | ||
▼葉柄基部に托葉がある。 | ▼冬芽は葉痕に隠れる。 | |
▼樹皮は縦に割れ目が入る。 | ||
▼2019年9月4日 若い果実 植栽 打出 | ▼果実は数珠状にくびれる。 | ▼果実は長さ6〜9cm、1〜4個の種子が入る。 |
▼果皮を除くと種子がある。 | ▼種子は粘液に包まれている。 | ▼若い種子は長さ約1.3mm。 |
▼葉は奇数羽状複葉。 | ▼葉は葉柄を含めて長さ約21cm。 | ▼小葉は長さ5〜5.5mm、無毛。 |
▼裏面は白色を帯びる。 | ▼裏面には短毛がある。 | |
▼若い枝には白い皮目がある。 | ▼樹皮は縦に割れ目が入る。 | |
▼2019年9月17日 小葉が互生する葉 打出 | ||
▼2019年11月5日 果実 植栽 打出 | ▼果実は数珠状にくびれる。 | ▼果実は裂開しない。 |
▼種子は黒く、長さ約1cm。 | ||