落葉低木 ヨーロッパ原産、斜面の緑化や砂防樹に用いられ、ときに河原や崩壊地に野生化していることもある。高さ1〜2mになる。葉は互生。ふつう3出複葉、ときに1小葉に退化している。前年枝の葉腋に長さ約2cmの黄色の蝶形花が1個ずつつく。翼弁に赤いぼかしの入った品種をホオベニエニシダという。果実は豆果。長さ4〜5cm。8〜10月に黒褐色に熟す。花期は4〜5月。(樹に咲く花) 学名は、Cytisus scoparius マメ科エニシダ属 よく似たヒメエニシダは、本年枝の枝先に伸びた穂状花序に花を多数つける。 |
▼2008年5月4日 玉湯 | ▼花は前年枝の葉腋に1個づつつく。 | |
▼2015年8月4日 果実 玉湯 | ▼果実は長さ約4.5cm。 | |
▼種子は茶色、黒くならない。 | ▼種子は長さ約3.5mm。 | |
▼2005年6月4日 玉湯 | ▼若い果実 | ▼縁に毛が多い。 |
▼2005年6月12日 果実 玉湯 | ▼果実は黒く熟し、縁に毛が多い。 | |
▼2010年2月7日 冬芽 玉湯 | ||