多年草 ヨーロッパ原産。1933年に札幌ではじめて気づかれ、その後各地に帰化しているのがわかった。葉は全て根生し、分裂しないものから羽状に深裂するものまで変化がある。花茎は高さ50cm以上になり、上部で1〜3個枝分かれする。花茎の途中には退化して鱗片状になった葉がある。頭花は黄色で径3〜4cm。総苞片の背面に白色の毛が1列になって生えている。そう果には刺状の突起が密生し、先は長いくちばし状に伸びる。冠毛は羽毛状。花期6〜9月。(野に咲く花) 学名は、Hypochaeris radicata キク科ブタナ属 似たものに全体に毛の少ないヒメブタナがある。 |
▼2016年5月23日 打出 | ▼総苞片の背面に1列の毛がある。 | ▼頭花は直径約4cm。 |
▼頭花は舌状花のみからなる。 | ▼舌状花の花弁は長さ約1.3mm、 花弁の基部に毛がある。 | ▼雌しべの柱頭が2裂している。冠毛がある。 |
▼舌状花の間に細長い鱗片がある。 | ▼頭花の中心では舌状花がまだ開いていない。 | |
▼冠毛が開く前の果実。 | ▼冠毛が開いた果実。 | ▼果実が概ね落ちて果床が現れている。 |
▼果実には長い嘴がある。長い鱗片が残る。 | ▼果実の嘴は長さ約9mm。 | ▼果実は長さ約4mm。 |
▼果実には刺状の上向き微小突起が密生する。 | ▼冠毛は羽状に分岐する。 | ▼花茎には鱗片状の葉がつく。 |
▼花茎の下部には小さな葉があった。 | ▼葉は根生する。 | ▼根生葉は長さ約18cm。波形の鋸歯がある。 |
▼表面に粗い毛がある。 | ▼裏面は脈上に毛が多い。 | |
▼2008年6月8日 持田 | ▼頭花は舌状花のみからなる。 | |
▼花後 | ▼花茎は枝を分ける。 | |
▼2004年4月24日 浜乃木 | ||
▼2004年12月12日 佐草 | ▼2003年5月28日 浜乃木 | |
▼2012年5月26日 果実と冠毛 鹿島 | ▼そう果と冠毛の間に長い嘴がある。 | ▼嘴は長さ約1.3cm。 |
▼果実は小さな突起があり、長さ約0.5cm | ||
▼2009年5月31日 果実と冠毛 八雲 | ▼そう果と冠毛の間に長い嘴がある。 | |
▼2009年5月31日 花茎は枝を分ける。 玉湯 | ||
▼2012年4月24日 蕾 八雲 | ▼花茎に鱗片状の葉がつく。 | ▼葉は根生する。 |
▼葉の裏面。 | ||
▼花茎は分岐する。 | ||
▼2013年4月4日 若葉 嫁島 | ||
▼2007年1月21日 ロゼット葉 佐草 | ||