アゼテンツキ(畦天突)

1年草
北海道〜沖縄の田のあぜ、休耕田などに生える。叢生する。高さ10〜20cm。葉は柔らかく糸状。花序枝は1〜2回分岐する。苞葉は花序より短い。小穂は多数つき、披針形、鱗片には熟すと外に曲がる長い芒がある。果実は0.7mm、倒卵形で平滑、横断面はレンズ形。花柱は短毛が生え、柱基に長毛がある。柱頭は2岐。果期は7〜9月。(カヤツリグサ科入門図鑑)
学名は、Fimbristylis squarrosa
カヤツリグサ科テンツキ属
よく似たメアゼテンツキの鱗片の先は短い芒状になる。またコアゼテンツキは花柱の基部に毛がない。



▼2015年9月29日 東忌部▼花序枝は1〜2回分岐する。▼苞葉は花序より短い。

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ

▼小穂は長さ5〜6mm。▼雌鱗片の長い芒は反曲する。▼雌鱗片は長さ2.5mm。

アゼテンツキ小穂

アゼテンツキ小穂

アゼテンツキ雌鱗片

▼雌鱗片には長い芒がある。▼雌鱗片の芒は長さ約1mm。▼柱頭は2岐、果実は長さ約0.6mm。

アゼテンツキ雌鱗片

アゼテンツキ雌鱗片

アゼテンツキ果実

▼柱基には長い毛がある。▼柱基はやや膨れる。▼柱基の長毛。

アゼテンツキ果実

アゼテンツキ果実

アゼテンツキ果実

▼花柱の上部に毛がある。▼茎は高さ約10cm。

アゼテンツキ花柱

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ




▼2006年6月30日 玉湯

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ

▼2005年9月24日 玉湯

アゼテンツキ

アゼテンツキ

アゼテンツキ



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