常緑低木 関東以西〜九州の常緑樹林内に生える。高さ20〜60cmになる。若枝には曲がった短毛があり、3年枝まで残る。短枝の変化した鋭い刺がある。刺は長さ8〜20mmあり、葉と同長または長い。葉は対生。大小2形が交互につく。葉身は長さ7〜20mm、幅6〜12mmの卵形。縁は全縁。両面とも無毛。葉柄は長さ1〜3mm。枝先や葉腋に白色の花を2個ずつつける。花冠は長さ約1cmの漏斗形で、先は4裂し、裂片は長さ約3mm。萼は長さ1〜1.5mm、4裂する。果実は核果。直径5mmの球形、先に尖った萼片が残る。11〜1月に赤く熟す。核は長さ約3mm。花期は4〜5月。(樹に咲く花) 学名は、Damnacanthus indicus var. indicus アカネ科アリドオシ属 よく似たオオアリドオシは葉が20〜60mmと大きく、刺の長さが葉の半分以下。 |
▼2011年5月20日 東生馬 | ▼雌しべの柱頭は4裂する。 | |
▼蕾 | ||
▼去年の果実。 | ▼刺の長さが葉と同長程度。 | |
▼2014年3月31日 果実 東生馬 | ▼果実の先端に4個の萼片が残る。 | |
▼果実は直径約7mm。 | ▼果実は直径約6mm。 | ▼核が3個あった。 |
▼核は長さ約3.5mm。 | ▼大小の葉が交互につく。 | |
▼長く鋭い刺がある。 | ▼葉は長さ約1.5cm、刺もほぼ同長。 | |
▼葉の裏面。 | ▼樹皮。 | |
▼2010年12月1日 果実 東生馬 | ▼刺は葉と同長か長い。 | |
▼葉は2cm、刺は18mm程度ある。 | ||
▼2021年2月22日 東出雲 | ▼刺は葉とほぼ同長。 | |