1年草 北アメリカ原産で、戦後急に各地で見られるようになった。水田などのやや湿り気のあるところに生える。高さ10〜30cm。葉は卵状長楕円形で3脈が目立つ。波状の鋸歯があり、短い葉柄があるので、よく似たアゼナとは区別できる。花はふつう淡紅色だが、白色にちかいものもある。花冠は唇形で長さ0.5〜1cm。雄しべ4個のうち、下唇の側につく2個は葯がなく仮雄しべになっている。種子には隆起した横の線がある。花期は6〜9月。(野に咲く花) 学名は、Lindernia dubia subsp. major アゼナ科アゼナ属 よく似たアゼナは葉に柄がなく鋸歯がない。またタケトアゼナは葉に鋸歯があるがやや不明瞭で、葉の基部が丸く柄がない。 |
▼2013年8月17日 東忌部 | ||
▼花は萼を含めて長さ約1cm、花柄は約8mm。 | ▼花の幅は約6mm。 | ▼萼に包まれた若い果実。 |
▼若い果実は長さ約5mm。 | ▼萼を取り除いた果実。 | ▼種子は多数入る。 |
▼未熟な種子は長さ約0.3mm。 | ▼隆起した横じわがある。 | ▼葉には鋸歯がある。 |
▼葉は長さ約3cm、基部は葉柄状に細くなる。 | ▼葉脈が目立つ。 | ▼茎には稜があり無毛。 |
▼2011年8月14日 乃白 | ||
▼葉は鋸歯があり、基部が細く葉柄状になる。 | ||
▼2013年10月7日 果実 島根 | ▼裂開した果実。 | |
▼果実は長さ約5.5mm。 | ▼種子はやや湾曲した円柱形。 | ▼種子は長さ0.3〜0.4mm。 |
▼種子には横縞がある。 | ||
▼2005年6月19日 玉湯 | ||
▼2004年7月25日 乃白 | ▼葉は鋸歯があり、細くなって茎につく。 | |
▼2004年7月19日 東出雲 | ||