アキノミチヤナギ（秋の道柳）

1年草 北海道〜九州の海岸に生える。高さ約80cm。葉は長さ0.5〜3cmの長楕円形〜倒披針形で、乾くと暗褐色を帯びる。花は葉腋に２〜3個ずつ束生する。茎の上部では葉が小さく落ちやすいので、穂状花序のように見える。花被は長さ1.5〜3mmあり、5裂する。そう果は長さ約3mmの3稜形で、花被に包まれるが、先端は花被からつきでる。花期は9〜10月。（野に咲く花） 学名は、Polygonum polyneuron タデ科ミチヤナギ属 痩果は小形(長さ約3㎜）と大形(長さ約4㎜）の2形あり、3稜形、ときに3面が不揃い。大形の痩果は頭部が花被から突き出るが、小形は突き出ない。（三河の植物観察） 似た仲間にミチヤナギがあり、果実は花被にほとんど包まれる。

▼2014年10月1日　大井		▼花は直径約4mm。
	▼果実の先端が花被から出ている。
▼果皮に包まれた果実は長さ約4.5mm。		▼葉が殆ど落ちている。
▼葉が落ちていない株。		▼葉は長さ約2.3〜5cm。
▼2013年10月28日　末次	▼果実の先端が花被から出る。
▼萼に包まれた若い果実、長さ約5mm。	▼若い果実、長さ約4mm。
▼葉は長さ約1.7cm。

▼2012年10月21日　美保関
▼花は直径約4mm、花被は長さ約3mm。	▼若い果実	▼果実は萼から先端を出している。
▼果実は長さ約5mm、3稜がある。	▼葉がほとんど落ち、穂状花序に見える。
▼2011年10月19日　美保関	▼果実の先端が萼から出ている。
▼葉はほとんど落ちている。
▼2005年11月5日　島根
▼2004年11月20日　果実　美保関
▼2005年11月5日　末次

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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