アブラススキ(油薄)

多年草。
北海道から九州の山地の丘陵地に生育し、やや群生する。茎の高さ80〜120cm、やや太く単純で直立・叢生する。葉は長さ40〜55cm、幅10〜15mm。葉は表面と縁は無毛であるが著しくざらつく、裏面は平滑で長い寝た毛が散生し、また鞘口に長さ5〜8mmの毛がある。葉舌は長さ2〜4mm、背面と縁辺に毛がある。葉鞘は長く、平滑、無毛。花序は円錐形で長さ25〜30cm、花軸の各節から4〜8個の繊細な枝を半輪生状に斜め上に出す。小穂は枝の各節に双生し、1個は長さ3mm、他は5mmの小梗をつける、長さ5〜5.5mmで基部に短毛が叢生し、苞穎には長い毛が散生、2小花からなるが第1小花は不完全。花期は8〜9月。(日本イネ科植物図譜)
学名は、Eccoilopus cotulifer
イネ科アブラススキ属


▼2009年9月13日 宍道

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ


▼小穂基部に毛がある。▼葉鞘口部に毛がある。

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

▼下部の葉は基部が細くなり長い柄となる。

アブラススキ

アブラススキ




▼2007年9月27日 上講武

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

▼小穂は長柄、短柄のものが1対になる。▼下部の葉は長い柄がある。

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

▼2007年9月22日 八雲

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

▼2005年9月17日 佐草

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ

アブラススキ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑